| 日々の暮らしに多少の不自由や不安はあっても、自立した生活を望む高齢者の方に、より安全快適な居住空間と栄養配慮の行き届いた食事などを提供し、質の高い日常の生活を提供した。また、「じゅらく」に住む住人さんの自由でかつ相互協調的な生活空間としての「じゅらく横町」づくりの支援に努めた。
本年度の重点目標は、国の福祉事業に対する方針転換に柔軟に対応するために、自立度の高い入居者と要介護状態の入居者の双方に対応できる施設となるための基盤作りを進めることとし、要介護状態の入居者に関してはホームヘルプサービスやデイサービスとの連携・情報交換を密にすることに努めた。
また、身体機能の低下などによってケアハウスを退居する入居者の行き先として第一の候補とされる特別養護老人ホームにおいては、絶対的居室数の不足のため、要介護度のかなり高い方以外は入所が難しいことは否めない状況である。
平成11年11月の開設から7年が経過し、開設当初からの入居者が7名、退去者が17名、新入居者13名となっている。本年度の当施設利用状況は、前年度と同様、入居者の入れ替わりがなく、一月あたり20人満床という実績を得られた。しかし、入居待機者は現在8件である。
このような状況で、平成18年度事業計画で挙げたように、要介護1以上の入居者を対象にした介護保険事業として、独自に夜勤者を配置して内部のスタッフで身体的ケアを実施する「特定施設入所者介護事業」の指定をとり、身体機能の低下した入居者が引き続きケアハウスでの生活が送れるよう、施設が対応していくことが必要であると考えられる。
また、現入居者の要介護区分は、9割の方は変更することなく、現存する身体能力の維持に一定の効果はあったものと考えられるが、残りの1割の方が加齢による身体能力の低下がみられ、区分変更となった。こうした状況に対して、今後、認知症・介護予防に視野を置いた余暇活動を計画中である。入居される方々が、充実して楽しく暮らしていただけるように配慮した内容のものを提案し、入居者自治会との検討、意見交換を踏まえ、入居者と職員が協力して実施していけるようにしていきたい。
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